品性を考える日

品性(教養とも言うかな?)って、お金で買えないし今すぐに手に入れられるものでもない、だからこそ人生において価値のあるものだと大人になってつくづく感じてる。

 

実際に出会ったことがないのでステレオタイプにすぎないけれど、由緒正しいお家柄のお嬢様のような品性を携えた女性であることが私の人生の目標。

 

まず前提として、当然私はお嬢様育ちではない。現在は、これも当然ながら一般人である夫と結婚し、3歳になる最愛の息子と暮らしている。

パートや家事育児に追われ、優雅にアフタヌーンティーなど楽しんでいる時間はない。

お金だって別に持ってない。笑

じゃあ、私がもてるお嬢様の品性ってなんだろうと考えて。

そしたら、それは私が生きる日々の中にあって、継続が大切なことばかりでした。

 

私の考えるお嬢様の品性のなかみその1。

姿勢を正しく、立ち居振る舞いを美しく。

これはどういうことか想像しやすいけれど‥とにかく継続が難しい。

こうやってパソコンに向かっている今も、気を抜くと背中が丸まってしまいそう。

キーボードを鳴らす手つきさえも美しくありたいのに。

でも、はじめから完璧じゃなくってもよくて、とにかく意識し続けて習慣にするしか道はない。

 

その2。

言葉遣いを丁寧に。

恭しくしすぎることはないけれど、敬語を正しく使うように心がけたり、読書をして語彙力を養ったり、できる範囲で続けてる。

でも思うの。人が聞いて不快になるような言葉はもちろん言わないようにするのだけど、たとえば「やばい」って、私の頭の中のお嬢様が言っても品性は損なわれていないんだよね。

笑うときに手を口元に添えるしぐさだとか、常に背筋がピンと伸びている姿勢だとか、それこそ立ち居振る舞いの美しさが、そのへん補正してくれているのかなと。

あくまで私はだけど、このあたりは話す相手とのバランスを見ながら言葉選びをしていきたい。

 

その3。

人を悪く言わない。

これは人として大切なことかなと。

褒めたくないときは褒めない素直さがあってもいい、でも悪口だけは絶対に言わない。

周りが陰口を言ってるとき、たとえ共感しても「そんなことがあったんだね‥」で今目の前にいる人に起きたことを認めるにとどめたい。

正義を振りかざす必要はなくて、ただひたすらに「悪口を言わない」事実を積み重ねれば、長い目で見たとき絶対自分のためになるって信じてる。

人対人だから、そううまくいかないことも多いけれど。つまらないやつと思われても、シンプルに悪口は自分を醜くしそうなので嫌だからそれでいい。

 

次は、私が品性を考えるに至ったエピソードを書きたいなぁと思います。

ここまで付き合っていただきありがとうございました!